「ねぇ、カタカムナ文明って知ってる?」

「えっ…?(そもそもそんな文明あるの?)」

…っていう日常会話はめったにないと思いますが、

「カタカムナ」と聞いて何をイメージしますか?
何となく「ヤマトタケル」や「アマテラスオオミカミ」などの日本の神様みたいな名前っぽいなと思いませんか?

カタカムナ文明は意外にも私たちの身近にあります。

そう、私たちの住んでいる日本なのです!

かつてあったこの文明に引き込まれた現代人は水面下で多くいる一方、知名度は低いです。

なぜなのでしょう?

カタカムナ文明を調べたらとても素晴らしい発見がありました。
それなのになぜ日本の文明にも関わらずあまり馴染みがないのでしょうか?

カタカムナ文明とは?

カタカムナ文明はいつの時代に起こった文明なのでしょうか?

答えはなんと旧石器時代末期です。

しかも発見された場所は、兵庫県にある美味しい水で有名な六甲山とされています。

縄文時代よりも古いこの文明は、古文書が存在しているものの、完全には解明されていません。

あまりに解読が困難なので宇宙人が書いたものだといともいわれていますが、この「宇宙人」が実は人間が書いたものだという説もあります。

おそらくあまりに解読不能で知名度が低いだけかもしれません。
そうした理由から「カタカナ文明は存在しない」という否定的な意見もありますが、私はあえて反対したいです。

なぜなら、実際にその古文書(信じない人にはただの古代を生きた人の落書きだとかいうかもしれませんが)が存在するからです。

私たちが日々過ごしている日常生活に起こったいい事、悪いことにも、私たちが魂レベルで自分自身を成長させるための意味のある出来事なのです。
(これは私が以前ものすごく人間関係に悩んだ時、占い師さんに相談した言葉の受け売りですが…)

文明の発見は必ず否定する人がいるものです。
それは悪いことではなく、文明の発見を肯定する側がどうすれば否定する側を納得させるかのきっかけ作りになります。

それの繰り返しで、文明の存在の有無を結論づけることができるのです。

 

トルコでは近年、1万2千年前に建てたとされるギョベックリ・テペ遺跡が発見されて、それまで否定されてきた古代文明の存在を肯定する根拠づけとなりました。

実際にそう言った事例があるからこそ、カタカムナ文字の発見は、古代人は私たち人間に「何か」を伝えるためのきっかけだと私は訴えます。

さて話は元に戻ります。

カタカムナ文明が発見されたのはいつなのでしょうか?

答えは1949年に楢崎皐月氏が発見しました。
電気関係の研究者で、自ら楢崎研究所を立ち上げています。

歴史的な発見をした人は大抵歴史学者が多いのですが、彼は研究者なのです。

 

カタカムナ文明が六甲山にあった根拠

カタカムナを祀る神社は六甲山系の金鳥山にあります。

あれ?六甲山って一つの山じゃないの?と疑問を感じた人もいるでしょう。

もちろん六甲山は存在しますが、六甲山地にはたくさん山があるので「六甲山系」として、金鳥山のほかにも有名どころでは摩耶山、甲山などもひっくるめて「六甲山」と呼ばれることもあります。

 

さて、カタカムナ文字の話に戻します。

平十字は測定調査に来ていた楢崎氏にたまたま出会い、先祖代々から受け継がれている巻物を見せました。
みると半円や十をモチーフにした文字が書かれていました。

楢崎氏は目の前にある不思議な文字に惹かれ、巻物に書かれている文字を書き写しました。

その読み方は…どうやって読んでいたと思います?

なんと奇想天外、どう見ても図形じゃん!っていう文字を直感という感覚で読み解いていくのです。

苦労の末に発見した結果は世紀の大発見といえるものでした。

なんと、現代の科学がすでに旧石器時代で証明されていること、真理でいうと宇宙の法則や命の法則までもが述べられていたのです!
もしこの楢崎氏の解読が正しいのならば六甲山も昔からパワースポットで有名な高野山と同様、神秘的な場所となりますね。

余談ですが、六甲山って色々オカルトな話が多くあります。

幽霊が出るという話もあれば「頭は人間の女性、体は牛、その名も牛女!(頭は牛、体は人間の女性という説もありますが)」という話もあるし、UFO目撃情報も多数あります。

もしかするとそういう神秘的なエネルギーと関係があるのかも…と、オカルト好きな私はついつい繋げてしまいました。

ところで楢崎皐月氏が解読したカタカムナ文字は十やら円やら半円やらで出来ているって何度かお話しましたが、実際にどんな文字か気になりませんか?

 

カタカムナ文字ってどんな文字?

このカタカムナ文字、日本語という文字を介して説明するには限界があるのですが、円や半円、線なら十とか一本線もあります。

形としては数学の円や半円図の問題に出て来そうな図です。

線と小さい丸があるのは麻雀の牌に描いてあるものと似ています…って言ったらイメージできますか?

線や円の端に黒い点をついたものなど確認できるもので48文字あるのです。

文字、と言いましたがカタカムナ文字の概念は「音」と「言霊」を表しています。

私たちが日頃発している会話や言葉にも言霊は存在しますよね。

例えば、人の悪口などネガティブな言葉は自分自身にも跳ね返ってくるし、逆に友達への励ましの言葉をかけるなどのポジティブな言葉も自分自身に跳ね返ってくるのです。

 

もしかするとこの概念はカタカムナ文字とも関係があるのかもしれません。

現代を生きる私たちは、言霊とか宇宙や命の真理とか科学技術の発達の恩恵を受ける反面
人、木々や草花の自然に対する思いやりがおろそかになり、結果として痛ましい殺人事件や甚大な自然災害が起こってしまうのかもしれません。

 

特に自然災害を目の当たりにした時、私たち人間は自然に生かされていて、ちっぽけな存在なのだと初めて気づかされます。

カタカムナ文明はその古文書の文字解読が難しくて未だ解明されていない文明ですが、私たち現代人が忘れさられつつある自然信仰やこの世を生きることの本質、言霊の存在を主張する素晴らしいものだということが分かりました。

歴史学者やカタカムナ研究家が少しでも早くこの文明が解明されることを願うばかりです。
と言うか、学者先生たちが信じないだけで実はもう大体解明されているんですけどね。

カタカムナ文明はムー大陸とも関係があると言われています。